子供たちに大人気のヘビメタバンド、
ヘビサウルスを知ってますか。
北欧フィンランドで、
2009年9月にデビューして、
翌年5~7歳の子供たちに大ブレイク。
黒レザーに身を包んだ5頭の恐竜の
ヘビメタバンド。
出典:hevisaurus
ライブには家族が殺到し、
チケットは完売が続く。
デビューアルバムは、
10週連続フィンランドの
アルバムチャートにランクインしました。
仕掛けたのは、
メタルバンドのベテランドラマー。
我が子の児童コンサートで、
ふと、子供向けのヘビメタのアイデアを
思い付きました。
220万円かけて、トナカイの皮を加工した
恐竜の衣装を制作。5人の仲間と組んで、
作曲とレコーディングをし、
ソニー・ミュージックを
味方につけました。
ヒットの背景には、
フィンランド人のヘビメタ好きが
あります。
フィンランドは
ヘビメタ王国ランキング
堂々の世界1位なんです。
人口10万人あたりの
ヘビメタバンド数で比較すると、
フィンランド53組、
2位のスウェーデン37組をぶっちぎり。
日本は61位で1.1組。
したがって、このまま、
ヘビサウルスを日本に持ってきても、
ヒットする確率はかなり低い
のではないでしょうか。
ヘビサウルスのターゲットは、
5~7歳の子供たちなのですが、
このターゲットには、
購入の決定権がありません。
購入の決定者は、
ヘビメタ大好きのお父さんや、
我が子にちょっとユニークな趣味を
持ってほしいお母さん。
プロモーションのターゲットは、
子供たちではなく、両親です。
2014年に似たコンセプトで
日本でデビュー
させるには、
ターゲットが好きな音楽、
あるいは好きだった音楽で、
ポジショニングするのが、
よいかもしれません。
ターゲット:
2014年時点で35歳の主婦。
30歳で出産し、5歳の子供がいる。
1999年。
90年代~00年代もヒットを
飛ばし続け、この8月に復活する
サザンオールスターズ。
もしもサザンがプロモーションで、
ヘビサウルスとコラボしたら、、、
ヘビサウルスの曲をサザン風に
アレンジして、
恐竜の衣装で、
ファミリー向けイベントでPR。
J-POP新規市場の開拓。
売れるかな?!