もうすぐ参院選ですね。

どの政党に投票すべきか、

迷いませんか?

憲法改正についてのスタンスの違い、
経済政策、原発、消費税、、、

本当はきっちり吟味したいのに、
単純明快に比較できないまま、
投票所に向かう。

ということがないでしょうか?

投票箱
本日、ボートマッチという
インターネットサービスを
はじめて使ってみました。

有権者が、選挙の争点に関する、
簡単な選択肢を回答していくと、
政党との考え方の一致度を
測定してくれるサービスです。

結果は、一致度のパーセントが、
政党別に出され、それぞれの
争点ごとにも一致度が示されます。

 

これは便利でした。

なんでいままでなかったんだろう、
というくらいあっけなく、
一致度が数字で表され、
妥当な結果が出てきました。

 

このサービスの原型は、1980年代に
オランダで心理テストを元に開発されました。

1989年には、実際にオランダの選挙で、
インターネットを使って実施されました。

その後ヨーロッパで普及し、
日本では、2007年から
大手新聞社がサービスをスタート
しました。

 
このサービスの優れたところは、
有権者に対する有益なサービスで
あり、かつ、新聞社にとっては、
大規模で的確なアンケート調査
であるという点です。

 
たとえば出口調査であれば、
実際に調査員が投票書出口で、
有権者に「お願い」をして、
アンケートに回答して
もらう必要があります。

しかしボートマッチは、
有権者が「喜んで」、個人の属性を
入力し、個人の考えを細かく
入力するシステムなのです。

新聞社からすれば、
のどから手がでるほど、
欲しい情報なのです。

 
直販ビジネスで、
なにか仮説を検証するために、
複数のカスタマーから、インタビューや
アンケートを実施したくなることが、
あります。

そんなとき、ボートマッチを
思い出してください。

カスタマーにこちらから依頼する
のではなく、
カスタマーが喜んで提供したくなる
ような仕組み。

なにか工夫できないか?と。

参考:

毎日新聞ボートマッチ
えらぼーと

えらぼーとジュニア(未成年向け)