本日、日本で配信開始されたポケモンGO。
ポケモンのポの字も知らないおじさんが
さっそくアプリをインストールして
やってみました!

まずは450mほど歩いて、ピカチュウと接触。
そうなんです、おじさんは事前情報を仕入れたうえで、
最初に現れる3匹には目もくれずに、
ピカチュウだけに狙いを定めたわけです。

いくつものモンスターボールを無駄撃ちしながらも、
なんとかピカチュウに当てて「よし、捕らえた!」
と思ったのもつかの間、画面一杯にピカチュウが
現れたまま、どこをどうタップしても次へ
進めなくなりました。

再起動すると案の定ピカチュウはどこにもおらず、
がっくりと肩を落とし帰路につきました。

ところが、家に近づいたところで、再びピカチュウ出現!!
またもやいくつものモンスターボールを無駄撃ちしながらも、
今後はゲットしました。

ピカチュウ

この高揚感を悟られないよう、スマホをポケットに仕舞い、
何食わぬ顔でさっさと家に帰りましたが、
周りから見ればどう見ても、
ポケモンGOやってるおじさん丸出しですね。

夜、ポケモンGOの地図を見てみると、
あちこちのポケストップで桜吹雪が舞っていました。
ここに行けば、30分間ポケモンを捕まえやすくなるとのこと。

街はいつもの街ではなくなっていました。
暗い住宅街に、歩きスマホの若者たちがゾロゾロゾロゾロ。
ポケストップ付近には、ポケモン狙いの若者が何人か、
スマホの画面を見つめていました。
しかしお互いまったく干渉せず、見て見ぬふり。
一切の会話もなく薄ら寒い空気がそこには流れていました。

スマホを眺めている時、ヒトはゾンビになります。
周りのヒトもコトも気にならず、魂をスマホに
吸い取られていく様は、現代のホラーそのものです。

ホラー映画が描くゾンビ集団。
それが今、異なる形で目の前に現れつつあることを、
私たちはこれからさらに見せつけられることになるでしょう。