花王グループが目指すマーケティングは、
消費者起点での”よきモノづくり”
消費者のニーズを探索し、それに革新的な技術で応え、
商品をつくりだす。
そして、生まれた商品のベネフィットを正しく伝え、
選びやすく買いやすい売り場づくりを提案する。
出典:花王グループ
そして、花王は、
人が快適と感じる価値を
6タイプ、16種類に
まとめました。
花王ではこれを、
エモーショナルベネフィット
と呼んでいますが、
メンタルベネフィット
と同様の意味です。
大企業が、幅広い経験と大規模な調査から
編み出した成果は、
使えるものはどんどん活用させて
もらいましょう。
■6タイプの快適感
A)癒し型
B)満足型
C)愛情型
D)娯楽型
E)達成型
F)ときめき型
1) 熱中・興味
2) 対人的好感情
3) 強さ
4) やる気・前向き
5) 豪華さ
6) ときめき
7) 自信
8) 感動
9) 安静・リラックス
10)満足・幸福
11)爽快・リフレッシュ
12)親和・愛情
13)活気・陽気
14)気楽・気軽
15)開放感
16)達成感
山奥の温泉なら、
A)癒し型
9)安静・リラックス
15)開放感
D)娯楽型
11)爽快・リフレッシュ
13)気楽・気軽
B)満足型
5)豪華さ
10)満足・幸福
快適さを感じるメンタルベネフィットの要素が、
異なります。
自社製品のメンタルベネフィットは、
なんだろう?
こう仮説を立てるときに、
この6タイプ、16種類を活用してみてください。
そして、タイプと要素を選んだら、
具体的にどんなことをしているときに、
どんなふうに感じるのか。
言葉で表現してみましょう。
また、競合製品のメンタルベネフィットも、
同時に抽出してみましょう。
そこから自社のターゲットやポジションに
ついて、競合とどう戦うのか、
考えることができます。