イタリアの電動アシストモーターモジュール、
ZEHUS BIKE+ all in one
は単体では購入できません。
自転車の完成品としてのみ販売されています。
その理由はシンプルかつ微妙です。
このモジュールを活かすには、
絶妙な設計のバランスが欠かせないからです。
キットとして販売するとおそらく苦情が殺到します。
よさを発揮するには使いこなしと割り切りが必要です。
そんな割り切りでこのモジュールを見事に
使いこなして商品化したのがコレ↓↓↓。
Vrum Cattiva
http://www.vrumbike.com/cattiva/
一見して、普通の電動アシスト自転車のような見た目の重さがありません。ものすごく軽いんです。ヤマハのパスがおよそ26kgあります。Cattivaは13kg!半分です。
タイア径はちいさく、ギアもありません。
泥除けも買い物カゴもなし。
このタイプの用途は限られるでしょう。
近距離の街乗り専門
です。
キャッチフレーズは、
“you never use the charger”
充電いらず
軽いからこそ可能になる充電いらず。
そしてさらに、制限があります。
上り坂のみアシスト、平地でアシストなし。
下りで自動的に回生充電。
止まるときは積極的に回生ブレーキを使う。
まったく充電なしで走り続けるのは、なかなか難しいのかもしれません。
でもチャレンジしてみたくなります。
それほど、
充電いらず
というキャッチフレーズは、インパクトが大きいのです。
現実には、時折プラグインで充電することになるでしょう。
スマホでアシストの掛け具合を設定することもできます。自分の自転車生活や体力に合わせて、いろいろとセッティングをカスタマイズできる。
そんな楽しさもあります。
欧州では直販で買えます。
お値段は€2,790≒37万円!!
誰でも乗れる自転車ではありません。
でもいいんです。
「オレ、充電いらずの電動アシスト自転車乗ってんだぁ( ̄^ ̄) ドヤッ!」
って言えればいいんですから。
そんな絞りきったターゲット。
あー、言ってみたい!
以前の記事:
電気のいらない電動アシスト自転車!?