仮説検証サイクルをまわすコツは、

1.ちいさく回す
2.はやく回す
3.たくさん回す

です。

参照:仮説と検証のサイクルをまわそう

サイクルというのは、自転車の車輪のような
ものです。

どこが起点かなんて、
あまりこだわっても意味がないのです。

矢印サイクル

前回の、

ライフスタイルに潜むメンタルベネフィット

では、

インタビューは仮説を持って挑みましょう

がポイントでした。

ターゲットの想定
ターゲットのライススタイル
メンタルベネフィットの仮説

これらが漠然としている
絞り込めていない
ライフスタイルが想像できない

こんな状態でも、まず一本の
電話をすることをお勧めします。

まず一人に電話をして、

どんな生活の中で、提供した商品が
どのように役立っているか

に絞って、細かく聞いてみましょう。

そこからなにか仮説を立ててみましょう。

次の一人はまた違ったことを強調するかもしれません。

仮説に修正を加えましょう。

そうやって、仮説、修正、検証のサイクルを、
小さく、早く、たくさん
回すことを実践します。

そもそも10人いれば、10人の
使い方、考え方があります。

でも10回もサイクルを回すころには、
なにか共通項のヒントが見つかっているはずです。

さらには、次の効用があります。

事前に想定していなかった、新たな発見がある
お客さんの発した言葉の中で、腑に落ちる言葉に出会う

新たな発見は、次のPRや新商品のヒントになります。
腑に落ちる言葉は、サイトや広告のキャッチフレーズに
使えます

よく、

「大事なことはみんなお客さんが教えてくれた」

ということを成功した起業家が言います。

彼らは、この仮説と検証のサイクルを、
たくさん回したからこそ、
お客さんからヒントを得ることができたのです。