子供が叱られるようなことをしたとき、

「どうしてそんなことしたの?」

って言ってませんか?

この質問をして、子供が本音を言って
くれたことありますか?

 

誰でも、「なぜ?」と理由を聞かれると、
はっきり答えられない時は、
後付けで理由を考えて答えてしまう
習性があります。

なぜこの商品を選んだのですか?

こう質問されても、本音が返ってこないのは、
そういうことがあるからです。

 

商品に同梱しているアンケートはがき。

Q.この商品をご購入いただいた理由はなんですか?

1.価格が安いから
2.軽いから
3.色が気に入ったから
4.機能が豊富だから

適当に答えるしかないですね。

1000人も回答が返ってくれば、
この「適当」の中にも、なんらかの意味が
あるのでしょう。
100人程度では、このデータを集計しても、
なにかに活用はできなさそうです。

なぜ?

ではなく、

どんな生活の中で、提供した商品が
どのように役立っているか

つまり、

どんなライフスタイルなのか

を尋ねて、教えてもらうことに主眼を
置きましょう。

 

たとえば、Aというブランドのミネラルウォーターを
購入した方に、

なぜBではなくAの水を買ったのですか?

と聞くのではなく、

ミネラルウォーター

一日に何回くらい水を飲みますか?
どんな時に水を飲みたくなりますか?
水道水は飲みますか?
Bの水は飲んだことがありますか?
Aの水を選んだ時はどんなときですか?
その時、どんなことを考えましたか?
、、、

 

こんな質問を重ねることで、その人の、
水に関するライフスタイルこだわり
を発掘していくのです。

なぜ?どうして?
ではなく、
どんな?
と質問をしましょう。