半沢直樹で学ぶ、直販売上アップ講座、
いよいよ核心に迫ってきました。
これまでのおさらいをしておきましょう。
▼半沢直樹が、なにがなんでも超えたい数字とは?
なにがなんでも視聴率で40%を超えるために、
TBSは初めて他社サイトに動画広告を貼りました
ついに42.2%の視聴率を達成した
半沢直樹最終回。
ネットでの共鳴振幅の大きさが鍵。
友達の影響力は質。
友達の友達の影響力は量。
友達の友達まで含めると
自分を中心に平均1400人
くらいのコミュニティーである
日本のfacebook。
半沢直樹は視聴率28%を超えた時、
友達の友達効果でブレイクしたと推測。
復習できたでしょうか?
そもそも視聴率という考え方は、
マスコミュニケーションの発想ですね。
視聴率=日本の全テレビ所有世帯の何%が、
視聴したか。
テレビのコマーシャルが打てるような
会社のマーケティング戦略と、
中小企業や個人事業主が目指すもの
とはかけ離れていますね。
でも、実は根は同じなのです。
大企業も日本全国民を顧客と考えると、
かならず失敗しますし、
中小企業もマスマーケティングの発想では、
失敗します。
テレビドラマは特定の絞られた視聴者
向けに制作されています。
どの番組も視聴率100%
なんて目指してはいません。
実際半沢直樹の当初の目標は、
視聴率20%でした。
それでも十分高い目標です。
ターゲットを絞り込んで、
特定の視聴者を熱狂させる。
マスコミが取り上げ、
友達の口コミ効果で、さらに視聴率が上昇。
28%を超えたところで、
友達の友達効果で一気にブレイク。
結果視聴率40%超は驚異的ですね。
ニッチトップのブレイクも、
実は同じ仕組みなのです。
違うのは、視聴率の分母が、
日本全国民ではないということです。
つまりニッチな分野でブレイクして
トップになればよいのですから、
まず、相手にする市場を
うんと絞り込むのです。
そしてさらに、その狭い市場で28%の
シェアを超えることを目標にし、
その後ブレイクして安定した
ニッチトップのポジションを確立するのです。
ちなみに、古典的なランチェスター戦略
におけるシェアの目標値のうち、
業界トップの影響力を有する下限目標値は、
26.1%とされています。
次が大事なところです!
言い換えれば、
シェア28%を目標値として設定できる
程度の、ニッチな市場をまず発掘する。
これが、直販ビジネスのスタート時点で、
最も重要な作業です。
発掘のためのツールは、
いままでご紹介してきました。
▼使えるフレームワーク、STP、ターゲットを絞る
▼USPのユニークとは
さあ、便利なツールを駆使して、
ニッチトップを目指しましょう。