半沢直樹最終回、平均視聴率42.2%
平成の民放ドラマ1位
半沢直樹の出向に対して、
大和田常務の平取締役降格という
頭取の判断に、
賛否両論ありましたね。
いずれにしても、
目標の「家政婦のミタ」の
視聴率をしっかり超えてくるところが、
テレビもまだまだ、やれることが
あるんだな、と感心しました。
M1世代(20~34歳男性)の
テレビ離れは加速していますが、
この世代も半沢直樹は見ていたようです。
この世代を動かすのに、
スマートフォンの存在ははずせません。
Line、Twitter、facebook
これらはいわば、雑談の延長ツール
と見ていいのかもしれません。
リアルの雑談と違うのは、その雑談
内容を、いとも簡単に拡散できる
ことでしょう。
友達の友達はみな友達だ。
あなたがもし、
数人の友達たちがはまっていることに
ついて語りあっているだけなら、
それほど気にしないでしょう。
でも、
友達の友達たちが、
みな同じことに熱中しはじめたら、
自分も乗り遅れてはいけない。
という気分になるでしょう。
M1世代にも、同じことが
起きたのではないでしょうか。
毎週毎週上昇する視聴率が、
テレビをあまり見ない人まで、
巻き込んだということを物語っています。
もはやテレビ対ネットという
単純な対立構造ではなく、
さまざまなメディアが、
複合的にからみあって、
いい面も悪い面も相乗効果で、
振幅が大きくなっていると
考えた方がよさそうです。
直販ビジネスで、この共鳴振幅を
活用しない手はありません。