わかる直販売上アップ講座【第8回】

使えるフレームワーク、STP、ターゲットを絞る

STP:
Segmentation, Targeting, Positioning
(セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニング)

STPというフレームワークは、
3つのフレームに分かれているのですが、
私は、その目的はひとつに尽きる。
と断言します。

ターゲットを絞る

これが目的です。

このフレームワークはこの目的のためにあります。

ターゲットを絞ることこそ、

マーケティング戦略の最も重要なプロセス

であり、

すべてのフレームワークのベース

であり、

最も難しいこと

でもあります。
どうしてもターゲットは絞りきれないものなのです。
なぜなら絞れば絞るほど、ターゲット市場は
狭くなります。

狭いターゲットだけで売上を増やせるとは、
とても思えません。

ではターゲットを広くとればいい。

そう。そうなんです。
ついついそう考えてしまうのです。

しかしその発想が、最も失敗を引き寄せる発想です。

 

幅広いターゲットに向けた、
商品開発、マーケティング戦略やキャッチフレーズは、
お客さんの心に刺さることはありません。

地球儀

マスメディアに何億円も広告を打つ大企業でさえ、
そうなのです。
ましてや、中小企業や個人事業主が
ターゲットを広げて、
目立つわけがありません。

 

ではどこまで絞ればいいのか。

それを考えるフレームワークが、
STPです。