わかる直販売上アップ講座【第8回】
使えるフレームワーク、STP、ターゲットを絞る
STP:
Segmentation, Targeting, Positioning
(セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニング)
STPというフレームワークは、
3つのフレームに分かれているのですが、
私は、その目的はひとつに尽きる。
と断言します。
ターゲットを絞る
これが目的です。このフレームワークはこの目的のためにあります。
ターゲットを絞ることこそ、
マーケティング戦略の最も重要なプロセス
であり、すべてのフレームワークのベース
であり、最も難しいこと
でもあります。どうしてもターゲットは絞りきれないものなのです。
なぜなら絞れば絞るほど、ターゲット市場は
狭くなります。
狭いターゲットだけで売上を増やせるとは、
とても思えません。
ではターゲットを広くとればいい。
そう。そうなんです。
ついついそう考えてしまうのです。
しかしその発想が、最も失敗を引き寄せる発想です。
幅広いターゲットに向けた、
商品開発、マーケティング戦略やキャッチフレーズは、
お客さんの心に刺さることはありません。
![地球儀](http://plus2.jp/wp-content/uploads/2013/06/地球儀-199x300.jpg)
マスメディアに何億円も広告を打つ大企業でさえ、
そうなのです。
ましてや、中小企業や個人事業主が
ターゲットを広げて、
目立つわけがありません。
ではどこまで絞ればいいのか。
それを考えるフレームワークが、
STPです。