女子マネ礼賛!

でご紹介した六花亭のマルセイバターサンド。

バターサンド
出典:六花亭

 

北海道以外では、物産展などでしか手に入りません。
社長がそういう方針なんです。
うちのお菓子は、いつまでも北海道の身近なお菓子でいいんだ。と。
とはいえ、最近は近所のスーパーで期間限定で
見かけたりするようになりました。

もちろん送料覚悟すれば、直販で買えます。

 

 

先日、どこかで見かけた妻が買ってきました。
久々のマルセイバターサンド。

大好物に舌鼓。

と、妻がなにか昔と味が違う。
と言い始めました。

 

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でも審査委員長として登場した妻。
味の長期記憶に関して、驚異的な能力をたまに発揮します。
私にはいつものおいしいマルセイバターサンド。

 

しっとり感が少なくなり、サクサク感が強調され、
後に粉っぽさが若干残る。
全体のバランスが崩れ、以前のようなマルセイバターサンドの
魅力が薄れてしまった。

 

というのです。

そういわれてみれば、そんなような気もし始めて、
ネットで検索。
すると、同じような意見の方がちらほらいるようです。
さらに調べてみると、原因がわかりました。
2012年3月8日 北海道新聞朝刊
で社長が、

「2億円かけて、包装フィルムを折りたたむ方式から、
密封方式に変えた」
「道内にはいない、虫の混入を防ぐ目的だったが、
思わぬ改善効果があった」
「それまでの折りたたみ方式では、クリームを挟んだ
クッキーを押さえる必要があったが、
その工程がなくなったため、クリームのふんわりした
食感が保たれるようになった」

これですね。

社長は改善だと喜んでいるようですが、
妻にとっては、改悪だったようです。
以前は包装フィルムできっちり折りたたんでいたので、
クリームがクッキーにしみて、しっとりして
いたんですね。

昔からの変わらない味を求める顧客。
最新の技術で改善を進め、新しい味を
追求するメーカー。

社長が信念を持って、先に進む。と決断したからには、
とことん改善し続けることが求められます。

六花亭は改善し続けるお菓子メーカーです。
いずれ、密封方式であり、かつ、
ふんわりでもあり、かつ、
しっとりでもあるようなバランスに、
少しづつ変わっていくことを、
いちファンとして、期待しています。

後日六花亭から回答がありました!
 

マルセイバターサンド10個入りマルセイバターサンドの味は本当に変わったのか?