我が家では出汁巻き卵をつくるのは、
私の役目です。
私の料理の上達法はズバリ、
そればっかりつくる!
一週間も毎日同じものを作れば、誰だってうまくなります。
出汁巻き卵でポイントになるのは、
出汁の量
たこ焼きの技術に、技術経営の縮図を見た
で、たこ焼きの生地には
初心者用の配合とプロ用の配合がある。
と紹介しました。
出汁巻き卵も同じ。
最初は、卵3個に対して、出汁大さじ3杯です。
練習を重ねて徐々に出汁を増やしていきます。
私はお弁当用には、大さじ4杯。
家用には大さじ5杯入れます。
大さじ4杯を超えると、皿に盛ったときに、
出汁がじゅわっと染み出てきます。
京都の割烹では大さじ6杯入れるそうです。
私の腕では、ここまで出汁を増やすと、
うまく巻けません。
行列ができるたこ焼き露店、白虎亭の
おばちゃんが言った、
「生地を変えたら、焼きの腕もあげなあかんかった」
という言葉は、この経験があったので、
すごく共感できた。というわけです。