わかる直販売上アップ講座【第2回】

第2回 使えるフレームワーク4P(1)

フレームワークは使いやすくないと
意味がありません。

そういう意味で、
手軽に使えるフレームワークが、
マーケティングの4Pです。

マーケティングとはそもそもなにか、
はひとまず置いておいて、
ここでは直販の売り上げをアップする。
という目標に対して、
4Pをどう使いこなすか。
を見ていきましょう。

4P:Product/Price/Place/Promotion

製品/価格/流通/販促

 

モノを作って、売る。

ということは、この4つの側面を

1.それぞれ考える
2.組み合わせを考えてみる

ことが必要です。

 

なんだ当たり前すぎる。

と思われるかもしれませんが、
当たり前のことを整理することが、
売上アップのはじめの一歩なのです。

直販というからには、まず

(1) Place(流通)

から考えてみましょう。

ケーキ

あなたはケーキ屋さんです。
Placeですから、まず立地を考えます。

駅から何分、商店街にある?人通りは?

 

店舗は基本、お客さんを待つ商売です。

でも待ってばかりだと、売り上げも横ばい。
なにかネット通販でもやってみようか。
と思い立ったとします。

 

ホームページはとりあえずある。
でもこのホームページが効果があるか
どうかわからない。
そこで、
自分のホームページの立地を考えてみます。

駅から何分?=どこからホームページに人が来店しているか?
商店街にある?=楽天などモールにある?
人通り=1カ月に何人ホームページに来店してる?

もしこれらが把握できていないなら、
まず把握できるようにしましょう。
(簡単です。どうすればよいかわからない場合は
ご相談ください → shima@plus2.jp )

 

次は、流通について考えてみましょう。

店舗であれば、

ケーキを梱包して、
保冷剤をつけて、
かわいい紙バッグに入れて、
持って帰っていただく。

これがネット販売ならば、

そもそも生ケーキは、向いていない。
シュークリームならOK?
クッキー?贈答用?
宅急便?メール便?クール?
送料はいくら?
全国配送ならば、配送日数は?
梱包材はいくらかかる?

こんなことがいろいろと浮かんできますね。
同時に、
Product(商品)のこと、
Price(価格)のことも気になってきます。

 

こうやってフレームワークにあてはめて、
思い付くことをどんどん、
書き出していくのです。

ただし書き出しただけで、満足してはいけません。

ここからが大事なところです。

それについては次回。