テニスの錦織圭、全米オープンの決勝進出!
4大大会でアジア初の快挙!!
この勢いなら優勝も夢ではなくなってきました!!!

コーチのマイケル・チャンとの相性が抜群。
錦織圭が彼と出会ったのは、2011年の
東日本大震災チャリティマッチ。
これはその時の対談の写真です。

錦織圭とマイケルチャン

錦織圭の右腕、ユニクロのロゴの上には、
ソニーのロゴが見えます。

ソニーは2011年11月まで、
錦織圭と所属契約をしていました。

 

ソニーと錦織圭は深い関係があります。

テニスが大好きだったソニー創業者
盛田昭夫。
その弟でソニー元副社長の盛田正明が会長を
務める「盛田正明テニス・ファンド」は、
14歳に島根から米国留学した錦織圭を、
資金面で支えました。

錦織圭がプロデビューを果たした2008年
からは、ソニーが所属契約を結びました。
私もまだソニーにいたので、
錦織圭がケガをするたびにやきもきしたものです。

そして苦労を重ねて世界ランキング20位
にまで登り、これからというときに、
ソニーは所属契約を終了してしまいました。

 

今回全米オープン決勝進出で、
ユニクロの宣伝効果は100億円とも
言われています。これから世界進出を
目論むユニクロのイメージに、
錦織圭はぴったりですね。

ソニーは惜しいことをしましたが、
これがソニーです。
見る目があるが、早すぎる。
そして美味しいところは、もっていかれる。

所属契約を終了した翌年、
ソニーはハワード・ストリンガーCEOが退任。
平井新体制に移行しました。
これから高騰する錦織圭のスポンサー契約料
の経費を涙をのんで切ったのでしょう。
スポーツ選手への投資は、ギャンブルです。
結果論で当時の経営判断を批判することは
できません。

 

ソニーにはこれに懲りずに、
これからも「早すぎる投資」を
どんどん続けて欲しい。
それがソニーなのですから。

It’s a SONY.

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