小林防火服の創業は慶応3年。
江戸の町火消しが着る防火用刺し子を
作っていました。それから140年、
現在も政令指定都市で消防士の防火服
50%のシェア。

各自治体ごとにオリジナルのデザイン。
濡れても水を弾いて落とすので冬でも凍らない
札幌市用。
薬品を弾く化学薬品工場の多い富士市用。
すべてにおいて最高性能を要求される
東京都用。

生地には東洋紡績が開発した
世界最強の合成繊維、ザイロンを使用。
通常のナイロンが6g/d(単位太さあたりの強度)
に対して、42g/dと7倍の強度。
さらに600℃の高熱にも耐えます。

小林防火服
出典:小林防火服

小林防火服の最大の特長は、
その動きやすさにあります。

欧米が石造りの建物に突入するために
重装備を求めるのに対し、
日本では木造家屋で俊敏な動きが
求められる。

小林防火服では、両手を上げた状態で
わきを縫製。腕を動かしても、
裾があがらず隙間から熱が入り込みません。

 

軽くて動きやすく安全な防火服を追求
しています。
各自治体の要求に個別に対応できる
柔軟なデザイン力が、
高シェアにつながっています。