あなたはどちら派?

 

    1. いいモノ作ったから買って下さい派
    2. あなたの欲しいモノ作ったから買って下さい派
 

マーケティングでは、
    1. プロダクトアウト
    2. マーケットイン
なんていう言い方をします。

 

ソニーはやっぱりプロダクトアウトじゃなきゃね。
とか、いやいやプロダクトアウトだからコケるんだ。

 

ソニーでも技術経営大学院(MOT)でも、
さんざん議論に花を咲かせました。

 

シーズが先だ。いやウォンツが先だ。
とか。

 

でも、この議論はしょせん言葉遊び。
本当は、どちらの発想も必要だし、
どちらの発想もダメともいえます。

 

フィードバックこそが大事だと
気付いたのは、MOTで
中小企業の飛躍のターニングポイントを、
実地研究したからです。

 

小さいけれども世界でNo.1。
こういう会社をニッチトップといいます。
世界でNo.1でなくても、
日本で、とか大阪で、とか
50代の女性で、
とかでもかまいません。

 

ニッチトップになる過程には、
必ず飛躍する瞬間があります。

その飛躍の瞬間を微細に突き詰めていくと、
あることに気づきました。

 

あるとき、新しい発想を思いついて、
それがきっかけで新商品が開発できた。

 

とか、

 

あるとき、お客さんの声がヒントになって、
新しいサービスにつながった。

 

とか、

 

どれもそれがスタートではなく、
プロセス(過程)でしかないという
事実に。

 

企業経営、商品開発、サービス提供
など、企業や個人は脈々と
なにかを続けていたり、改善を重ねたり
しています。

 

それはサイクルなのです。

矢印サイクル

なにかひとつモノやサービスを生み出すと、
「こんどはここをこうしてみよう」
と、また元の立ち位置に戻ってくるのです。
これがひとつのフィードバックループ。

 

お客さんとの関係においては、
提供したモノやサービスに対する
お客さんの反応を確かめてみて、
はじめて、次の改善につながります。
これもフィードバックループです。

 

改善活動の世界ではPDCA、
Plan, Do, Check, Action
のサイクルが有名ですが、同様の
発想です。

 

このフィードバックループを
うまくマネジメントすることで、
直販売上は必ずアップします。

 

直販フィードバックループを
積極的に作り、コントロールして、
直販売上をアップしましょう!