電動アシスト自転車の弱点は、重量。
リチウムイオンバッテリーの重量に加えてドライブユニットの重量がバカになりません。バッテリーの走行距離はエネルギー消費量の大小によるので、自転車そのものの重量が大きく影響します。
以前から発表されていたヤマハの電動アシスト自転車用の新ドライブユニット、本格的にプロモーションがスタートしました。
ヤマハPAS川柳キャンペーン
http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/campaign/senryu/
新ドライブユニットは20%重量を削減。だから、川柳のお題は、
かるい
例としてこんな川柳が。
PAS通勤 激坂あっても 軽くパス
これでいいんじゃないですか?といいたくなるくらい上出来な例です(笑)。大賞は1名にお好きなパスを一台プレゼント。キャンペーンページを見る限り、それ以外の賞に関する記述がないので、かなりの狭き門です。
ヤマハが「軽量革命」という今回の軽量化。
どれくらい軽くなったのかというと、
2014年モデル 26.1kg
2015年モデル 25.3kg
800g減、、、ムムム、数字的に微妙だぞ~。
出典:ヤマハPAS川柳キャンペーン
でも、自転車乗りにとっては革命的な減量なのです。
10kgを下回るような自転車を求めるマニアがどれくらいの軽量化努力をしているか。
“初”チタン素材で、77gの軽量化! ~ BIKE Gear チタンカーボンクイックレリーズ ~
クイックレリーズは、ロードレーサータイプの自転車で車輪をすばやく脱着するためのパーツです。上の記事のよると、120g⇒42.5gで77gの軽量化、それにかかったお金は1万円弱。
かつて私も軽量チタンフレームを35万円も出して初ボーナスで買ったくちなので、「体重減らしたほうがいいんじゃね?」といわれようが軽量化にお金をかける気持ちはわかります。上り坂を少しでも楽に登ったり長距離を走るには、少しでも自転車の重量を減らしておきたいところ。
でも、ヤマハのパスのお客さんはわからないと思います。
上り坂はアシストしてくれるし、長距離は走りません。
800g減で革命的と言われましても、意味わからん。
となってしまうでしょう。
そこで、そんなかたいこと言わずに川柳でかる~く楽しみましょう。というキャンペーンなのでしょう。