ムーブメントの起こし方(3)
でガリガリ君の赤城乳業を紹介しました。
昨年9月に、あまりの人気に
3日で販売休止に
なったコーンポタージュ味。
今年の3月に再販され、
見事にネタとして、
話題を呼びました。
赤城乳業の目論見どおりですね。
出典:赤城乳業
コーンポタージュ味の開発の
きっかけは、お客様の声だそうです。
「最近は手堅いですね」
「冒険してないよね」
くだらないネタの数々が、
お客様に飽きられている。
と察知した開発担当が、
チャレンジ精神を取り戻すために、
生み出したのがコーンポタージュ味です。
営業からは、
「そこまで冒険しなくても」
という声があがったそうです。
実際、ふたをあけてみると、
「クソまずい」
という声も。営業が心配するのも無理は
なかったのです。
しかし、否定的な意見を
恐れることこそが、
赤城乳業にとって、
最も避けなければならないこと
だったのです。
企業は成功すると必ず保守的に
なります。そして保守派が
主流になったときが、
衰退のはじまりです。
コーンポタージュ味の開発は、
消費者向けのキャンペーンという
意味合いだけでなく、
社内改革キャンペーンでも
あったのです。
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