6月1日からの自転車の走り方

1.歩道をゆっくり走ろう!
2.「すみません」をうまく使おう!

自転車からみてやっかいなのは、音楽を聞きながら歩いている人。「すみません」の声が届きません。そこで自転車のベルを鳴らしたくなります。ベルのような金属的な高い音は、イヤホンで音楽を聞いている人にも比較的聞こえやすい傾向があります。

 

でもちょっと待って!

実は自転車のベルはめったやたらと鳴らしてはいけないことになっています。知ってました?

自転車ベル

自転車のベルは車のクラクションと同じ扱いです。危険を防止するためにやむを得ず鳴らす場合以外は、ベルを鳴らしてはいけません。ムダに鳴らすと、なんと、

警音器使用制限違反

という罰則があり、2万円以下の罰金又は科料に相当します。

これまでこの違反で罰金を払ったという話題を聞いたことがありません。でもこれからは違います。世間の自転車を見る目が厳しくなります。歩道でむやみに「チリンチリン」なんてやると、歩行者とトラブルになりかねません。

 

これまでの私の長い自転車経験では、一番気づいてもらえて相手も納得の方法は、

ブレーキのキーキー音。

歩道の真ん中を歩いている歩行者が、後ろから「キー」という自転車の音を聞くと、自分のせいで自転車がブレーキをかけたんだな。ということに気づいて自分の危険回避のために右か左に避けてくれます。

これもあくまで押し付けがましくなく、さりげなく「キー」とブレーキを鳴らすデリケートなブレーキ操作テクニックが必要なんですが、、、

とにかくこれから自転車は、精進が大事です。