日清の10分どん兵衛コンテンツ。

手書きのおわび文書からはじまる日清の10分どん兵衛のコンテンツ。マキタスポーツと日清のどん兵衛担当者との掛け合いがとてつもなく面白く、素晴らしいブランディングコンテンツに仕上がっています。

このコンテンツには、技術経営にまつわる様々な側面が見え隠れしています。商品開発設計と販売に関する絶好のケーススタディとなり得ます。


専門バカ
マニアとエンジニアの違い
メーカー視点と顧客視点
品質評価
平均点と妥協
イノベーションの種
不良社員の必要性
顧客とのコラボレーション
ネガティブ広告
WEB広告演出
年末プロモーション
キャッチフレーズ
技術経営の落とし穴
経営のスピード感




10分どん兵衛とは、マキタスポーツが提案する10分待ってから食べるどん兵衛のこと。マキタスポーツが10月18日にラジオで話して以来、ネットで話題になりました。

10月18日放送 東京ポッド許可局「実感ですよ論」
http://podcast.tbsradio.jp/tokyopod/files/20151018_jikkan_podcasttt.mp3

14分16秒からマキタスポーツがインスタントラーメンの話を始めます。20分03秒から、マキタスポーツが10分どん兵衛を力説。興奮して声がどんどん大きくなっています。22分28秒まで。

これを受けて11月15日に再度ラジオで紹介。
コンテンツ化されました。


翌日にはマキタスポーツが自身のアメブロでそれを報告。



話題に火がつきました。

どん兵衛キーワード人気度の推移

「どん兵衛」というキーワードの人気度推移を見ると、毎年日清は年末にキャンペーンを仕掛けていることがわかります。しかし今年は11月にすでに例年の倍の検索数があり、12月半ばですでに11月を越えようとしています。

恐るべし、10分どん兵衛効果!!



「どんばれ」という大金をかけたけどパッとしない年末プロモーションのコンテンツに、10分どん兵衛のコンテンツを差し込んできたことに、日清の経営のスピード感が伺えます。

10分どん兵衛の話題に、みなさんはご自分のお仕事の何を投影しますか?