めっきり朝晩涼しくなりましたね。

以前、事例で紹介したセブンカフェが、
好調のようです。

ライフスタイルに潜むメンタルベネフィット

 

1日1店舗あたり100杯に迫る勢いで、
売れています。

 

セブンカフェ2

猛暑の7月はアイスコーヒーが売れて、
今年度の販売目標を3億杯から
4.5億杯に上方修正。

 

これはすごいことです。

 

なぜなら100円コーヒーの先駆け、
マックの年間販売数が、約3億杯だからです。
マックは全国3300店舗なので、
1日250杯ほどを販売しています。

1店舗あたりの販売数では及びませんが、
セブンイレブンは、この9月で、
全国15800店舗に、セブンカフェを
導入しました。

 

つまり、マック1店舗に対して、
4~5店舗のマックカフェ包囲網が、
出来上がっているのです。

 

スタバをはじめとするプレミアムコーヒーの
市場から、
100円なんちゃってプレミアムコーヒーで、
市場を切り崩したのは、マックカフェの功績です。

 

コーヒーは習慣性があります。

 

マックもコンビニもそこに着目しているのです。

 

一度、ライフスタイルの中に、

この店に立ち寄ってコーヒーを買って飲む。

という習慣が根付けば、
リピートする確率が格段に高まるのです。
リピート客はコーヒー以外のメニューも、
ついでに購入する可能性があります。

コンビニはさらに、缶コーヒー、たばこ
の売上減少という課題をかかえていました。

缶コーヒー、たばこと同じく習慣性の
あるもので、顧客を来店させるものとして、
セブンイレブンは、セルフ式のドリップコーヒー
を選びました。

 

8月末に業績悪化を受けて、
マクドナルドの社長が交代しました。
コンビニカフェ包囲網が、
大いに影響したようです。