競合の想定、
これによって戦い方が変わります。

いろいろな切り口で競合を考えると、
それがあらたな売上アップの切り札となります。

 

任天堂やソニーのゲーム機が、
ここのところ苦戦していますね。

 

今となっては、当たり前ですが、
スマホでゲームができるのに、
専用のゲーム機は、
ほとんどの人にとって、必要ないですね。

 

でもほんの数年前までは、
ゲーム機の競合は、
ゲーム機だったのです。
ですから、ハイクオリティーの競争
を繰り広げていました。
そして今でも、、、

 

こんなことが起こるのは大企業に
限った話ではありません。

どんな小さなカテゴリーの商品でも、
年々、競争の土俵は変化しています。

そのことに早く気付いて、
速く対応できたところが、
生き残っていきます。

 

では、どのような切り口で競合を考えれば
よいでしょうか?

 

次の4ステップで考えてみてください。

1.同じカテゴリーのもの
2.同じニーズを満たすもの
3.ニーズを代替するもの
4.同じ時間、お金を奪うもの

例えば、

コンビニのコーラの場合。

 

1.同じカテゴリーのもの

ペプシ

コンビニでも隣りどうし
ガチの競合

2.同じニーズを満たすもの

他の炭酸ジュース

のどを冷たく潤したい。
シュワッと爽快になりたい。
スプライトや、CCレモンも競合ですね。

3.ニーズを代替するもの

アイス

涼しくなりたい。
ひんやりしたい。
アイスで代替する場合もあります

4.同じ時間、お金を奪うもの

ファミレスのフリードリンク

ゆっくり涼みたい。
クーラーの効いたところで冷たいものを飲みたい。

コーラ

 

これを見て、お気づきでしょうか。
ターゲットの想定が微妙に変わっていますね。

競合の想定は、顧客(ターゲット)の想定も、
同時に行うことなのです。

そして、ターゲット次第で、
戦う土俵が変わり、
競合も変わります。

 

いつのまにか、戦う土俵が変わっていないか、
3Cの競合分析で、
チェックしてみてください。