隠れた競合を見つけることが、
突破口になります。

 

MINISTOPはコンビニです。

ですからまず思い浮かぶ競合は、

近所の、
セブンイレブン
ローソン
ファミリーマート

などです。

 

うちの近くにできたMINISTOPは、
元八百屋という経験を活かして、
野菜、果物の品揃えが豊富で格安です。

近所の他のコンビニは、
高い値段で申し訳程度の品揃え。

となると、近所の野菜果物を買う主婦を
ターゲットと考えた時には、
競合はむしろ、

近所のスーパー

になります。

野菜

たとえばこの時期、ブドウがおいしいですが、
スーパーに並んでいるものと、
同程度で、しかも八百屋的な目利きを
活かしたキャッチをそえたブドウが、
値段が半額だったら、どうでしょうか?

いつもいくスーパーのかわりに、
MINISTOPに立ち寄る。
という選択肢が、ターゲットに生まれます。

いくと、ついでにベルギーチョコソフト
でも食べたくなるかもしれません。
そんな主婦のために、ちょっとした
椅子とテーブルが用意されています。

 

このように、コンビニ同士の競争から、
土俵を変えて、別の競合と戦った方が、
戦いやすい。という状況は、
よくあります。

 

また同じMINISTOPでも、
別のターゲットから見た時には、
別の競合を考える必要があります。

たとえば、

最近競争が激しいのは、
コンビニのドリップコーヒーですね。

 

競合は、店内の缶コーヒーやチルドカップ、
自販機の缶コーヒー、
セブンカフェなどの同業者、
マクドナルドのコーヒーなど、
様々です。


3C分析の競合分析では、
いろいろなターゲットを想定して、
思い付く限りの競合を、
たくさんリストアップしましょう。