隠れた競合を見つけることが、
突破口になります。
MINISTOPはコンビニです。
ですからまず思い浮かぶ競合は、
近所の、
セブンイレブン
ローソン
ファミリーマート
うちの近くにできたMINISTOPは、
元八百屋という経験を活かして、
野菜、果物の品揃えが豊富で格安です。
近所の他のコンビニは、
高い値段で申し訳程度の品揃え。
となると、近所の野菜果物を買う主婦を
ターゲットと考えた時には、
競合はむしろ、
近所のスーパー
になります。![野菜](http://plus2.jp/wp-content/uploads/2013/09/2d5e0caf6d0d723998ad55af402d3f05-300x198.jpg)
たとえばこの時期、ブドウがおいしいですが、
スーパーに並んでいるものと、
同程度で、しかも八百屋的な目利きを
活かしたキャッチをそえたブドウが、
値段が半額だったら、どうでしょうか?
いつもいくスーパーのかわりに、
MINISTOPに立ち寄る。
という選択肢が、ターゲットに生まれます。
いくと、ついでにベルギーチョコソフト
でも食べたくなるかもしれません。
そんな主婦のために、ちょっとした
椅子とテーブルが用意されています。
このように、コンビニ同士の競争から、
土俵を変えて、別の競合と戦った方が、
戦いやすい。という状況は、
よくあります。
また同じMINISTOPでも、
別のターゲットから見た時には、
別の競合を考える必要があります。
たとえば、
最近競争が激しいのは、
コンビニのドリップコーヒーですね。
競合は、店内の缶コーヒーやチルドカップ、
自販機の缶コーヒー、
セブンカフェなどの同業者、
マクドナルドのコーヒーなど、
様々です。
3C分析の競合分析では、
いろいろなターゲットを想定して、
思い付く限りの競合を、
たくさんリストアップしましょう。
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