価格を間違えると、
お客さんにも不快な思いをさせ、
自社にも損害を与えます。

参考:六花亭マルセイバターサンド価格ミスの影響度

バス価格

 

価格ミスに気をつけましょう!

とスローガンを掲げても、ミスは防げません。
価格ミスを起こさないような、
仕組みづくりをしましょう。

 

ここに一枚の価格表があるとします。
ではその価格表のもとになっているデータは、
どこにあるでしょうか?

その情報が大事なのです。

 

ネット販売のための価格表。
ちらしのための価格表。
取引先のための価格表。

いたるところに価格表が存在していて、
それぞれの用途に応じて、
税込価格だったり、税抜価格だったり、
代理店価格だったり、、、

 

★価格表マスターをつくる。

 

これがまず第一です。

そしてすべての価格表は、
価格表マスターから派生させます。

 

実務的なエクセルの運用について、
例を挙げてみましょう。

まず、

価格表マスター

というシートを作成します。
シートタブの色を黄色にします。

価格表マスターシート

の中で、
税抜価格をマスターにするのなら、
税抜価格入力セルすべてを黄色にします。

そこから税込価格はすべて計算によって求めます。

黄色以外のセルは入力禁止にします。

 

そして印刷用に成形する場合は、
シートを分けます。

印刷用のシートには一切、
黄色いセルは存在しません。
すべて価格表マスターシートから引用(転記)
するようにします。

 

たとえば、
エクセルのシートがこのように分かれます。

価格表マスター
価格表(ペラ印刷用)
価格表(会報出稿用)

価格を入力できるのは、
価格表マスターシートのみです。

この中の黄色いセルを変更すれば、
すべての価格表に反映されます。

 

以上、簡単な例でした。