もう、新聞というメディアは
終焉なのかもしれません。
29日、日経新聞朝刊に掲載されたグラフが
話題になっています。
「欧州の地域別人口密度と出生率」
というタイトルのグラフは、
「人口密度が高い地域は出生率も高い
という緩やかな相関を示す」
という分析結果を導いています。
その分析結果をひとつの根拠として、
政府の地方創生「東京集中是正論」の批判を展開。
このグラフの揚げ足取りは、しません。
あまりにもバカバカしい相関直線の引き方です。
見たいかたは、こちらをどうぞ。
三重大の先生がまじめにプロットしています。
人口密度と出生率 奥村 晴彦(三重大学教育学部教授)
自分の都合の良い相関直線を引いて、
それを論拠として持論を展開する。
子供だましにもほどがあります。
昭和の時代、新聞は権威のある情報源でした。
しかしここ数年の新聞のマスゴミ化露呈により、
多くの人々が、新聞の限界に気付くことになりました。
テレビがスポンサーの縛りがあることは、
誰でも知っていましたが、
新聞も同じ穴のムジナでした。
また、朝日新聞は慰安婦問題において、
自分たちの主張に都合がよいように、
事実を捏造して日本国に国際的な損害を
与えました。
こうしたことは、近年増加したというわけでは
なく、昔から行われてきたことが、
今、表沙汰になっただけのようです。
天声人語は昔から試験定番の題材でした。
朝日新聞社説の英語版で、
私は大学院の英語の試験対策をしました。
会社に入ってからは毎朝日経新聞を読み、
ビジネス感覚を養いました。
各新聞社がそれぞれの色眼鏡で、
事実から都合よく切り取って
報道することは、当然のこと。
それがなくては新聞社がいくつもある
意味がありません。
しかし、事実を捻じ曲げるとは、、、
この歳になっていい勉強になりました。
新聞といえども、
信用してはいけなかったのです。
そういえば、革命のとき、
真っ先に革命家が押さえるのは放送局、
革命成功したら新聞社でした。
メディアとは昔から
そういうものだったのでした。