東進ハイスクールの講師の年俸は、
受講生の模試の成績向上で決まります。

参考:
日本一の英語講師、安河内先生の話に納得!英語とピアノの関係

 

これは明確に数字に出るので、
評価しやすい。

評価する仕組みが、
講義の質向上フィードバックループに
なっています。
講師はつねに、仮説と検証を繰り返しながら、
講義の改善を重ねていくことになります。
こうした改善が繰り返されるから、
究極の映像講義が完成するわけです。

東進講師陣
出典:東進ハイスクール

 

安河内先生が25年間改善を繰り返す
中で得た、
最も効果の高いファクターはなにか?

 

それは英語のすばらしい教え方ではありません。
英語のすばらしい習得の仕方でもありません。

 

それは、

やる気

です。

どんなにわかりやすい、おもしろい講義をしても、
受講生が「ああ、おもしろかった~!」
で終わってしまっては、模試の成績は
ほとんど上がりません。
「単語を覚えるには、こんないい方法があるよ」
と力説しても、
受講生がなんらアクションしなければ、
なんの意味もありません。

だから安河内先生がたどり着いたのは、

いかに受講生にやる気になってもらうか。

を追求することだったのです。

 

もちろんこれは東進の映像講義システムに
組み込まれているのですが、
家庭でこそ、子供のやる気を引き出さなければ、
自ら進んで子供が学習することは、
ないわけです。

そこで安河内先生から、家庭で子供を
やる気にさせて成績が伸びるファクターと、
やる気をなくさせて成績が落ちるファクター
について、解説がありました。

ほんの一部ご紹介すると、

 

褒めれば、やる気になって成績は向上し、
小さな成果を褒めないと、やる気をなくし
成績は下落する。

 

とのことです。

「この程度、できたくらいで満足するな」

これが一番いけない親の態度。
自分が子供のころの気持ちを、
思い返せば、誰にでも思い当たること。
親としては、耳の痛いオハナシです。