今日は暑い日曜日になりましたね。

明珍火箸の風鈴の音で、しばし涼んでください↓↓↓



明珍火箸とソニーの切っても切れない関係について書いた記事が
こちら↓↓↓



870年続く鍛冶屋、明珍本舗が伝承してきたのは、
「音」という評価尺度だったと私は考えています。

明珍火箸姫路城
出典:synth fantasy

火箸で風鈴をつくり、明珍本舗存亡の危機を救った52代目明珍宗理。現在も弟の巧、三男の宗久とともに毎日鍛冶場で金槌を打ち続けています。そして風鈴の成功だけにどとまらず、新たなチャレンジをしています。

それが玉鋼火箸です。

明珍火箸は、新日鉄から供給される普通鋼(SS鋼)をコークスを用いて鍛造します。玉鋼は日本古来の「たたら吹き」によって作られる和鉄で、日本刀の素材です。島根県の奥出雲でのみ国家の伝統技術継承事業として少量生産されています。たいへん貴重なものなので、刀剣以外で認可されているのは明珍本舗だけです。

大量の石炭を用いて鍛造した玉鋼から作られた火箸は、これまでにない「うなり」と深い余韻があるそうです。冨田勲の『源氏物語現走行曲絵巻』、2002年のサッカーワールドカップ決勝前夜祭のセレモニー、映画『たそがれ清兵衛』(山田洋次監督)のクライマックスシーンなどに玉鋼火箸の音が使われました。

明珍宗理氏はあくまで音にこだわっているのです。



そして、これにはまだ続きがあります。

それは次回↓↓↓