嫌煙派です。

たばこ好きなかた、ごめんなさい。

近所のファミマがリニューアルして、イートインスペースを拡充しました。マクドナルドの止まらない売上減がニュースになっていますが、コンビニコーヒーに加えて、イートインスペースの増加も打撃になっていると思います。

このファミマ、加えて立派な喫煙ルームも新設しました。

喫煙ルーム
ファミリーマート 早稲田駅前店

喫煙者はこうした狭い空間にどんどん閉じ込められる運命にありますね~。ご愁傷様でございます。

 

さて、この喫煙ルームの特徴は、部屋の中に照明付きの広告が2面、さらにデジタルサイネージ(液晶画面の動画広告)を備えていることです。

コンテンツは、どちらも「たばこ」の広告でした。

わかりやすいリアルターゲティング広告。

喫煙ルームですから、ターゲットは「たばこを吸う人」。
だから「たばこ」の広告。直球勝負ですね。

 

飲食店では、完全禁煙したほうが儲かる、という研究結果があります。



とはいえ、場所がら喫煙者を切り捨てるわけにはいかない地域もあるでしょう。そういう地域では、分煙化しなければこんどは嫌煙派の顧客を切り捨てることになります。分煙化するには上の例のファミマのように、設備投資が必要になります。

その設備投資を広告収入で補填する手法が広まることを期待します。
喫煙ルームは閉ざされた空間。
あらゆる刺激を駆使するデバイスを張り巡らせて、ある種の洗脳するにはもってこいの空間です。

「たばこを吸う人」だから「たばこの広告」、のような直球ばかりではなく、もっと利益率の高い業界と結びつけることが肝要です。

ターゲティング広告を駆使する利益率の高い業界といえば、

・消費者ローン
・アダルト
・FX

最終的には、政府が喫煙ルームの広告枠を全部買いとって、「禁煙キャンペーン」を仕掛けて喫煙率をどんどん下げていく。こういう政策を実践してくれる政治家なら、私は応援します。