映像に商品を潜り込ませる、
昔からよく使われている手法です。
プロダクトプレイスメント
といいます。
映画に始まり、近年では録画によるCMスキップ対策として、
テレビの本編に広告を潜り込ませようと必死です。
ソニーはグループ企業にソニー・ピクチャーズを持っていますから、映画へのプロダクトプレイスメントには積極的です。2010年のブランドチャンネルの調査では、週末興行成績でトップになった33本の映画のうち、7本にソニー製品が登場しました。トップはアップルの10本。なんでも映画の中でヒーローが使うパソコンがマックで、悪者が使うのがWindowsというパターンもあるそうです。
007/ダイ・アナザー・デイでは、20種類の商品を配置して、あまりに露骨で、
「DIE another dayではなく、BUY another dayじゃないか!」
と叩かれたそうです。
やり過ぎは禁物。
映画、テレビへのプロダクトプレイスメントが主流ですが、
最近のYoutube動画の台頭にはどのように対応しているでしょうか?
グラミー賞2014でJohn Legendが歌った「All of Me」。
同じ曲がVEVOのGO ShowsというテレビシリーズのスペシャルコンテンツとしてYoutubeに公式アップロードされています。VEVOはソニーも設立に名を連ねるミュジックビデオサイト。広告収入をGoogleとVEVOで山分けするビジネスモデルです。
これがそのミュージック・ビデオです。
かっこいいです!
あの、ソニーのユニークなプロダクトが、4回も登場しています。
これを、「露骨」と呼ぶか、「さりげない」と呼ぶか、
さあ!どっち?