3Cの最初のCはCustomer(顧客)です。
Company(自社)も、Competitor(競合)も、
Customer(顧客)を中心に踊っているのです。
男子3人+女子3人の合コン
男子3人は女子3人を中心に、
思考、行動していることに、
誰も異論はないでしょう。
ゴールは、このうちの一人を
口説き落とすことです。
いきなり気に入った子に猛アタック
というのは、合コン初心者の
やることです。
ここは、まず女子3人(顧客)を
大まかに把握することから
始めましょう。
もちろん、他の男子2人(競合)の動向も
気になりますが、その対策は、
女子3人把握のあとです。
顧客のことを知るには、
次のような設問をしてみましょう。
1.顧客はどんな人か?
どんな状況に置かれているか?
解決したい課題は何か?
重視することは何か?
どんな集団?
何人くらいいるのか?
今後増えるのか減るのか?
リピーターになりうるか?
顧客を取り巻く最近の話題は?
顧客に起こった最近の変化は?
合コンで例を挙げると、
下世話になりそうなので、
MINISTOPで考えてみましょう。
コンビニの商圏は半径500m
と言われています。
およそ3000人が商圏人口。
私の近所にできたMINISTOPの
商圏には、コンビニが一軒も
ありませんでした。
中堅のスーパーが一軒ありますが、
競合が少ないという状況から、
高めの値段設定。
以前から価格の面で近隣住民は不満を
持っていました。
半径500mの半分は海、
さらに4分の1は御用邸の敷地、
という条件から、
半径500mの商圏人口が、
おそらく1000人にも満たない。
だからこそ、コンビニがなかったのでしょう。
このあたりは、駅まで徒歩60分の僻地。
ほとんどの家庭が自家用車で買い物に行きます。
したがって駐車場をしっかり確保すれば、
商圏はもっと広がります。
いかがでしょうか?
顧客を取り巻く環境を、
あれこれ考えていると、
なにか突破口が見えてきませんか?
すでに、近隣スーパーという
競合のことも少し考えてしまいました。
このように、
フレームワークを埋めるときは、
あちこち、他のフレームに飛んだり、
他のフレームワークに飛んだり、
することが自然です。
あまり固く考えずに、
ざっくりと思い付いたことを、
フレームに書き込んでいきましょう。
次回に続く↓↓↓