自分のことは自分が一番よく
知っているつもり。

でも、人から見た自分の姿は、
自分ではわからないことが多いもの。

鏡

直販ビジネスで、3C分析をするに
あたっての心構えは、

まずはざっくりと考える。

でしたが、もうひとつ、

これは仮説だと考える。

これもコツです。

 

仮説ですから、なんらかの形で、
あとで検証すればよいのです。

最初から正解をきっちり埋めようとすると、
挫折します。ビジネスに正解など
ないのですから。

 

3Cの2番目のフレーム、
自社分析は、
知っているつもりの自分のこと
で十分なのです。

その仮説をもとに、お客さんと会話して、
お客さんから見た自分の姿を、
想像していくわけです。

 

3Cでの自社分析は、
2つの側面で考えましょう。

1.数字
2.数字で表せない価値

1.数字は案外自分で分析するときに、
見落としがちですが、
現状分析という意味で、不可欠です。

直販サイトの、

訪問者数、成約率、リピート率、
売上、原価率、広告宣伝費、それらの推移

商品に着目するのであれば、

機能、スペック、価格など

次に、2.数字で表せない価値を
挙げていきます。

技術、流通ルート、組織力、こだわり

実は、2.数字で表せない価値こそ、
自分の強みである可能性が高いです。

 

合コンの例でいえば、

連戦連敗、成約率0%。
経費だけが消えていく。

しかしオレにはなにかがあるはずだ。
きっといつか出会えるはずだ。

その「なにか」を明文化しましょう。

 

たいていは自分の思い込みであることが、
多いのですが、明文化すると、
次回の合コンで、それを検証、
確かめることができます。

自分の武器だと思っていることが、
通用しているのかどうか。

 

近所のMINISTOPの例では、

1.数字

交通量の多い道路に面していて、
駐車場の面積が広くとれる。

2.数字で表せない価値

元八百屋で、野菜の仕入れ、目利きの力がある

これらが、強みとなるわけです。

 

強み、弱みの分析は、SWOT分析という
フレームワークがありますから、
それはまた別稿で。

 

3C分析では、強みの発見の資料となる、

事実と仮説

に着目して、フレームを埋めていきましょう。