直販売上アップに欠かせないフレームワーク、

3C

3C分析を、

合コン近所のMINISTOP

を引き合いに、説明してきました。

今回は、3番目のC、

競合(Competitor)

です。

 

3人対3人の合コン

ある男子から見て、

顧客:女子3人
自社:自分
競合:他の男子2人

で、とりあえずはOKです。

 

競合が他の男子二人だから、
事前にその男子二人を研究して、
自分の優位性、USPを明確にして、
女子に売り込む。

ちょっといやな奴ですね。

他の男子二人をけなすのは
もってのほかですし、
「オレがオレが、、、」
というタイプも、もてないですね。

もちろん現実のビジネスでは、
遠慮ばかりして、
「オレがオレが、、、」
がないのも困りますが。

 

さて、ここで問題です。

 

競合は、本当に、他の男子二人
だけなのでしょうか?

他にいるとしたら、誰でしょうか?

 

ヒントは、

顧客視点

です。

言い換えれば、

顧客のライフスタイル分析

です。

合コンの相手の分析をして戦略を立てる

では、顧客分析をしました。

これが競合を設定するときに、
役に立ちます。

女の子が日々の生活の中で、
最も重要視している課題

について、想像力を働かせて、
じっくり考えてみましょう。
たとえば、こんなことです。

スマホ女子2

暇さえあればスマホばかり
いじっている。
友達のLINEにはすぐに
返事をしなきゃいけないし、
facebookのお付き合いも、
どんどん広がる一方。
なにかリアルで楽しいことないかな?

この女子にとって、課題は、

スマホ依存からの脱却と、
リアルな新しい経験

かもしれません。
とすれば、
競合は、

スマホで過ごすネット上の付き合い

と考えることができます。
となれば、

ネットのお付き合いよりも、
圧倒的に魅力的なリアル体験の提供

を、課題解決案のひとつとして、
挙げることができます。

 

これは、競合=他の二人の男子
と考えていては、
出てこない発想です。

 

このように、競合は、
顧客のライフスタイルを想像して、
様々な角度から見て、
思いもよらない競合が隠れていないか、
よく検討することが、

真の競合に勝つ秘訣

です。