マルセイアイスサンドで話題沸騰の六花亭。
北海道以外にあえて進出していないことで有名ですが、最近はマルセイバタサンドを北海道以外でたまに購入できるようになりました。
出典：NPICLOUD
NPICLOUDが公開しているPOSデータ（全国約500店舗のスーパー、GMS、ドラッグストア）で、マルセイバターサンドがどれくらい売れているのか調べました。
２０１５年４月から７月末までの１６週分のお菓子部門、
週次売上金額ランキング
最も売れているお菓子は、
亀田製菓 亀田の柿の種６袋
１１週で堂々の１位。
１位を逃した週も２位をほぼキープしています。
３週で１位になったのが、カルビー。
ポテトチップスうすしお味６０ｇ
じゃがりこサラダ６０ｇ
この２アイテムが、順位変動が激しいながらも、常に２０位以内をキープしています。
そして特異な動きをしているのが、
六花亭 マルセイバターサンド５個
４月の第１週と６月の第１週で堂々の１位。
それ以外の週は、ほぼ圏外（２０位以下）。
これはつまり特売です。
近所のイトーヨーカドーで、たまにマルセイバターサンドの特売をやっているのをみかけます。おそらくこの時期、全国同時展開しているのでしょう。
マルセイバターサンドは、出せば必ず完売する高単価の超優良商品ということになります。しかし六花亭は、今後もマルセイバターサンドを北海道以外でレギュラー商品にすることはないでしょう。
お店からは常に切望され、お客さんからはいつも買えるわけではない、と思ってもらえるこのポジションを守ることによって、無駄な価格競争やバリエーション開発競争に巻き込まれることなく、自分たちのペースでビジネスを継続していくのが、六花亭の経営戦略です。
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