ひとつの事例があります。
世界的なYouTuberといえば、
ミシェル・ファン。
メイクアップ動画で、累計2億回以上再生。
世界で最もチャンネル登録者の多い、
YouTubeの女王です。
Ultra Musicから50もの楽曲を
無断使用したとして、
1曲1500万円の損害賠償訴訟を
起こされています。
著作権侵害こわいですねぇ~。
どうりで日本の有名なYouTuberたちは、
みだりに流行りの曲を使ったりは
していないわけです。
必ずフリーのコンテンツや、
自作の曲を使っています。
もちろん、訴える方は、
取れることろから取ろうとしますから、
誰にも注目されていない動画で、
著作権侵害があったからといって、
ただちに1500万円払え。とは
ならないと思いますが、
可能性は0ではありません。
ミシェル・ファンの訴訟でおもしろいのは、
勝手に使われたアーティストKaskadeは、
Ultra Musicの訴訟には反対していることです。
出典:Kaskade Music
We can’t love [& won’t buy] music we haven’t heard.
「音楽は聴かれなきゃ愛されることもないし、
買ってはもらえないんもんだ」
名言です。
21世紀の発想と20世紀の発想の、
今は転換期なのでしょう。