日本で最も多く消費されている穀物はなんでしょう?
冗談いっちゃーいけません。
お米に決まってるでしょう。
いやいや、実はとうもろこしなんです。
誰がそんなにとうもろこしを食べているのか?
それは、ブタさんやニワトリさんなど、あらゆる家畜が、
食べているんですね。もともと草食のウシさんでさえ、
とうもろこしで育っています。
日本は世界一のとうもろこし輸入国で、
年間1600万トンのとうもろこしを消費。
うち70%は飼料用。20%がエタノール用です。
ちなみに米の消費量は700万トンで年々減少しています。
とうもろこしが飼料としてもてはやされるのは、
他の穀物に比べて面積あたりの収穫量が格段に多いからです。
とうもろこし:9.23t/ha
米:3.73t/ha
小麦:2.54t/ha
世界最大の生産国アメリカでバンバンつくって、日本に輸出するという構図ができています。
とうもろこしは、形を変えて、肉や卵となって私達の口に入るわけですから、私達日本人の主食は、実はとうもろこしなのかもしれません。
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