直販ショップでなによりも嬉しいことは、
お客さんにモノを買ってもらうこと。
いろいろ工夫を凝らしてアピールしたことが
お客さんに受け入れてもらえたと実感するのは最大限の歓びです。
上手にお客さんを釣り上げたような気になります。
でも、ちょっと待って!
コレ実は、逆に考えたほうがいいですね。
釣りをしているのは、お客さんのほうなんです。
お客さんはあちこち場所を変えては釣り糸を垂れます。
全然当たりがないとか、雑魚ばっかりだと、
お客さんは二度と同じ場所で釣り糸を垂れることはありません。
その場所がお店だとすれば、お店としてはいかにいい品揃えをして、
お客さんに成功体験をしてもらうかを競います。
お客さんが「いい釣りができた=いい買い物をした」と満足すれば、
またリピートしてもらえます。
こちらの考え方のほうが、お店を良くしようというときに、
お客さんに寄り添った考え方ですね。
お店=自分が釣り人、お客さん=魚と考えて、
エサで騙して、うまく釣り上げてやったぜ、へっへっへ!
というのは不健全な考え方です。
釣りをしているのはお客さんです。
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