アライアンスとは提携のことです。
もともとは国家の同盟や連合、政治派閥の同盟関係などに使われていたワードですから、ある程度規模を持った組織同士の業務提携を指します。
ただ、正社員が派遣社員のことをアライアンスと呼ぶような会社があるみたいですね。意識高い系な感じ。
アライアンスとペアになるワードとして、シナジーがあります。
シナジーも典型的な意識高い系カタカナワード。
相乗効果でいいですね~。
ルノー・日産 会長 兼CEOのカルロス ゴーンは、「ルノーと日産のパートナーシップは、お互いを尊重し、両社にとってWIN-WINとなるあらゆるプロジェクトを優先し、推進するという精神を基本としています。今回発表する新たな統合検討プロジェクトにより、我々は、従来の方向性を、これまでと同様にお互い尊重し、透明性を持って、加速的に推進します。」と語りました。(2014年1月)
ゴーンさん、カタカナ好きそうですね、って当たり前か。
もしかして、意識高い系カタカナワードを流行らせたのは、
カルロス・ゴーン!?
そういえばルノーを立て直したゴーンストーリーを本で読んで、興奮した時期が私にもありました。
ルノーと日産が資本提携したのが1999年ですから、15年以上経ってすら、飛躍的にシナジー効果を高めるプロジェクトが立ち上がるのですから、組織と組織のアライアンスとはなんと一筋縄ではいかないことなのでしょうか。
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