昨日は、電気のいらない冷蔵庫をご紹介しました。
技術の蓄積によってひらめいた電気のいらない冷蔵庫
今日は、なんと
電気のいらない自動ドア
うそでしょぉ~、それはぁ~!!
と言いたくなりますが、ホントです。
ご覧ください、このスムースな動き。
[産業交流展2010] 電気のいらない自動ドア オートドア ゼロ(YouTube)
開発したのは、福島県会津若松市の
株式会社有紀
従業員8名。
商品紹介ビデオ
シーソーの原理を利用して、
人が踏み板の上に乗ると、その体重でシーソーが傾く。
その傾きを利用してドアを滑らせるというわけです。
今を去ること2000年前、
ギリシャ時代に空気膨張の力で神殿の扉を開閉させたのが、
自動ドアのはじまりと言われています。
参拝者が灯した火が、密閉容器の空気を膨張させ、
その空気がタンクに入った水を押し出す。
その水の重さを利用してドアを開けるという原理です。
2000年の時を経て、実現した電気のいらない自動ドア。
東日本大震災以来、注目を集めています。
商品紹介ビデオの冒頭が、
「私たちの住む地球は今、温暖化、自然破壊など、
世界的に環境の問題がクローズアップされています。
エコを考え、エネルギー消費を極力少なくする商品が注目されています。」
で始まり、
最初のメリットが、
「電気工事費、ランニングコストが一切かかりません。」
というのは、
相当売り込み方がずれています。
通常の2割増しの初期導入コストがかかるという、この自動ドア。
さて、あなたならどう売り込みますか?
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