電気のいらないホットカーペット
3畳用、3980円
そういわれると安く感じるから不思議ですね。
このアプローチはおもしろい。
カーペットはもともと、電気なんて使いません。
でも、
「あったかいカーペット」
というキャッチでは、なんら他のカーペットと差異化できません。
「電気のいらない」とつけるだけで、
ユニークなポジションを見事に確保できていますね。
ですから、ポジショニングは「創造」なのです。
しかも、ホットカーペットも、この商品の競合にはなりません。
ホットカーペットと言っておきながら、
ホットカーペットと性能を比較されることはないのです。
すばらしいキャッチです。
NASAのために開発した技術を転用した
という記述がありますが、詳細は不明です。
不織布+透明ポリエチレンフィルム+アルミ+透明ポリエチレンフィルム
からなる、特殊アルミ4層シートのことなのでしょう。
NASAの技術ではなく、NASAのために開発した技術
というところに苦労のあとがうかがえます。
ランディングページは、
電気のいらないホットカーペットの弟分
電気いらずぬくぬくレッグマットシリーズ
こちらが一番参考になります。
トップの写真がいいですねぇ。
オレンジ色がぽっかぽかな感じです。
新聞の通販一面広告などでにも出ているようです。
ここに乗せる商品の、メーカー納入価格は、
かなり厳しいです。
したがって、相当コストを押さえないと、
割に合いません。
ということは、電気のいらないホットカーペットが、
どんなつくりの商品か、わかりますよね。
そう。商品はコストが価値ではないのです。
買う人に与える「夢」が価値なのです。