ヒールレス・シューズ
花魁の高下駄をモチーフとしたヒールレス・シューズは、レディー・ガガがご愛用。東京藝大を卒業したばかりの舘鼻 則孝氏が、ガガの専属スタイリストに直接メールで売り込んで採用が決まったといいます。
自宅近くのhttp://noritakatatehana.com/で、舘鼻 則孝のプライベート展示会が1日だけ開催され、関係者のご厚意によりご近所のよしみで観覧させていただきました。「舘鼻則孝:面目と続行」展
会場の和敬塾本館(旧細川侯爵邸)は、昭和初期の華族邸宅が極めて手入れの行き届いた形で保存されています。洋館の中に和のフロアも展開されており、舘鼻 則孝の目指す日本の伝統工芸に根ざした現代アートを展示するに相応しい空間でした。
レディー・ガガ「アレハンドロ」に採用されたヒールレス・シューズ
ガガのスタイリストからのデザイン指定は、「自由」。
ただ、“Something Crazy”がつねに条件。
実際、ヒールレスシューズでの歩行はかなり難しく、
ガガもヒースロー空港でコケてます(笑)
舘鼻 則孝は、「もの」を創る工芸家がベースにあり、技術蓄積と現代アートと歴史文化の融合を目指しているように思います。
自身の全身の骨を再現したという「生ける骸骨」というこの作品↓は、創業98年の富山の鋳物メーカーとの協作です。
展覧会の動画はこちら↓
NORITAKA TATEHANAのブランドサイトはこちら↓
http://noritakatatehana.com/
パワフルな若きアートプロデューサー、舘鼻 則孝の今後が楽しみです。
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