ポケットのない世の中になったときのことを想像してみましょう。
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朝、出社するとき、Apple Watchを腕に巻いて玄関を出ます。カバンというものは、とうの昔に廃れました。家の鍵はもちろんApple Watchでピッ。
駅まで自転車。ピッとやって解錠。駅でそのまま放置のシェアサイクル。いつでも満充電でピッカピカ。
改札もピッと通って、駅で電車を待つ間、自動的にApple Watchが少し充電されます。電車の中でも自動的に充電。それぞれのつり革には画面があり、Apple Watchでチェックインして今朝のニュースをチェック。
オフィスには画面がたくさんあり、チェックインして作業。取引先にも画面があるので、訪問も手ぶら。ていうか、直接会って会議することも少なくなりました。
帰りは雨。シェアアンブレラでオフィスから駅まで向かいます。ちょっと身体が濡れました。駅のシェアタオルで拭いて、返却ボックスへタオルをポン。
家の近くの駅から自宅まではタクシーを使うことにします。Apple Watchで呼び出して、カフェでコーヒーを飲みながら待ちます。到着したという連絡があり、タクシーに乗り込みピッとして行く先を告げることもなし。自宅までタクシー内の画面で、家族とビデオ通話。今からシチューを温めてくれるようだ。
最近Apple Watchの個人認証静脈センサーの調子が悪い。そういえば、このApple Watchもシェアしてたんだった。交換してもらおう。
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いかがでしょうか?
そこら中に画面があって、Apple Watchがあれば、モノを持ち歩く必要もなければ、モノを所有する必要もなくなっていくと思います。随分と生活がスッキリすると思いませんか。
Apple Watchは所有の概念さえ変えてしまうかもしれません。
個人認証がどこでもできるようになれば、いよいよApple Watchもいらなくなります。Apple Watchはそれまでのつなぎ役ですね。
Apple Wathとポケットの関係↓↓↓
Apple Watchがどうやってキャズムを越えようとしているのか- 投稿タグ
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