玄米や発芽玄米を鍋で炊く。
赤子泣いても蓋とるな!だから
蓋を開けるなんてとんでもない!
これは鍋の中に圧力がかかって
からの話。
水の温度が上昇して、沸騰するまでは、蓋を開けてもオッケーです。
沸騰前、ブクブクと泡立ち始めたころから、灰汁が水面に出始めます。
余裕があれば、この灰汁を
取り除いてください。
なぜなら、そのほうが
スッキリした味と香りになるからです。好みの問題です。
そもそも野菜から出る灰汁は、
悪者なのでしょうか?
それは野菜によるようです。
灰汁は野菜が外敵に食べられないための、防御物質です。
そうそう苦いものは、鳥や昆虫もたくさんは食べられないのです。
ほうれん草のシュウ酸は、カルシウムの吸収を阻害すると言われています。
玄米のフィチン酸は、毒素排出効果があると同時に、
必要なミネラルまでも排出するという説もあります。
灰汁も含めて、すべてをいただくのがよい、という意見もあります。
ホントのところはよくわからないのです。自説というのは、なんらかのバイアスがかかっているのが普通で、鵜呑みにはできないのです。
そこで、私は自分や家族の舌を
信じることにしました。
灰汁をとったほうが、スッキリした
味と香りになる。以上。
実は灰汁をとるタイミングは、
結構むつかしい。
ちょっと目を離したすきに、
沸騰し過ぎると、
灰汁も何もかもが、混ざりあって、
手遅れになります。
そういうときは、気にしない。
に限ります。
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