キリッと冷やした水に白ワインを加えるセコワイン。
どんな食事にも合って、ガブガブ飲めます。
食事に合わせる白ワインは、
普通辛口を選びますが、
セコワインにすると、
ちょっと苦味を感じます。
セコワインに合うワインは、ずばりこれです!
サントリー
酸化防止剤無添加のおいしいワイン。白
380円(税抜)、720ml
究極の安ワイン!
このワインは、食事と合わせるには
ちょっと甘すぎます。
でもセコワインにすると、
わずかな甘みで
水が滑らかに感じます。
それにしても、安い!
世の中のワインは、
ほとんど酸化防止剤が入っています。
それが無添加なら、
普通は高くなるはず。
普通のハムより無添加ハムの方が高い。
普通の米より無農薬米の方が高い。
これ常識です。
無添加ワインが安いのは、カラクリがあります。
ワインの原材料が、輸入濃縮果汁なのです。
濃縮果汁は、体積が5分の1くらいで、
輸送費を圧縮できるメリットがあります。
加えて、濃縮すると酸化しにくく、雑菌からも
守りやすくなり、長期保存性が飛躍的に
向上します。
だから、酸化防止剤が必要ないわけです。
また、ワインを輸入すると一本あたり70円程度の
輸入関税がかかりますが、濃縮果汁であれば、
約14円です。
こうして、無添加ワインのほうが安い。
という逆転現状がおきているわけです。
濃縮ジュースからワインをつくる技術は、
日本独自です。ワインの国ではそんなことは、
認められていません。
世界のワインの常識からすれば邪道。
日本の大手酒造メーカーが作る”国産”ワインの、
93%は、”輸入”濃縮果汁を使っているという、
冗談みたいなことが起きています。
輸入濃縮果汁の安全性については、
若干不透明感がぬぐい去れません。
濃縮還元100%ジュースの問題点は、
その添加物にあるので、それよりはマシ。
ということでしょう。
ちなみに、同じく酸化防止剤無添加ワインでも、
「有機」
とつくと、値段が倍になります。
アサヒ サントネージュ
酸化防止剤無添加有機ワイン 白
740円(税抜) 720ml
有機だから安全か。というと、
そういうわけでもないのですが、
「有機」ではないぶどうの生産が、
海外でどのように行われているかは、
おおよそ想像はできますね。
このように、日本の輸入濃縮果汁による
酸化防止剤無添加の格安ワインは、
世界の中でも独自の技術蓄積によって、
ユニークなポジションを確立しています。