ネット直販、
避けては通れないのは、

送料

送料が気になる
送料が気にならない

いろんな考え方がありますね。

送料無料

これはインパクトあります。
一口に送料無料と言っても、
様々な戦略がそこには隠されています。

一定額以上なら送料無料。

そういうネット直販のお店、
結構見かけますよね。

 

これは、リアルでいえば、
駐車場にたとえるとわかりやすいと
思います。

パーキング

郊外の大型店舗の駐車場は、
たいていゲートもなく、
無料があたりまえですね。

そんなところで、

駐車場1時間300円。
2000円以上のお買いもので、
駐車場無料。
なんて言おうものなら、
総スカンをくらうことは間違いありません。

これが駅に近いスーパーなら
どうでしょうか。
ゲートもなく無料にしてしまうと、
これ幸いと、
駐車場に車を置きっぱなしにして、
電車で中心街までお買いもの。
なんて使い方をされてしまいます。

そもそも駅近は、土地の値段も高く、
駐車場も広くはとれません。

そんな長時間駐車で、
駐車場が埋まってしまったら、
本来の近隣のお買い物のお客様が、
利用できなくなってしまいます。

そこで、

駐車場1時間400円、
2000円以上のお買いもので、
駐車代金1時間無料。
3000円以上なら2時間無料。

という書き方になります。

これなら、お買いものするお客様だけに、
駐車場を提供できます。

しかも、1500円程度の買物を
するお客様にとっては、

これで駐車代400円と合わせて、
1900円使うくらいなら、
あと500円分買って、
2000円にして、
駐車代タダにすれば、
400円得する。

と考えて、
客単価の上昇が見込めます。

もしくは、

どうせなら併設のマックで、
ハンバーガーでも食べて、、
合計3000円以上にすれば、
2時間ゆっくりできる。

と考えて、
さらに客単価アップにつながります。

 

このように立地によって、
駐車代無料の価値は、
180度かわることがあるのです。

 

一定額以上送料無料でも、
同じことがいえます。

この効果が見込めるのは、
立地によるのです。

ネット直販における立地とは、
なんでしょうか?

つづく。