前回のまとめ。

クロネコメール便は、
宅急便と違い、
発送時間によるお届け日数が
明確になっているわけではありません。

おおよその目安は、

400km圏内翌々日

です。

到着日を明確にしたければ、
クロネコメール速達便
を利用しましょう。

600km圏内翌日

に届けてくれます。
ただしプラス100円です。

 

ヤマト運輸ロゴ 出典:ヤマト運輸

 

クロネコメール便の利用で、
必ず覚えておかなければならないこと
があります。

信書は送れない

これが罠です。

そもそも信書って何?

そうですよね。

信書を説明するのは骨が折れます。

ですからまず、具体例で説明して、
最後に正しい知識を解説します。

 

では具体例。

領収書は信書です。
ですから「領収書在中」と書いた
封書を、ヤマト運輸は決して受け取りません。

しかし、中になにが入っているか、
なにも書いていない封書について、
ヤマト運輸や国が検閲をすることは
99.9%ありません。

ですから、ヤマト運輸に、
これは信書ですか?
と聞かれたら、
これは信書ではありません。
と言えるものを、
クロネコメール便で、
送りましょう。

 

では具体例2。

信書にはどんなものがあるでしょう?

手紙
請求書、領収書
DM(ダイレクトメール)
、、、

わお!

これ全部だめなんですかぁ???

そう。だめなんです。

ほんとにだめなんですか?

法律で定められているので、
ほんとにだめなんです!

 

郵便法第4条により、
日本郵便以外が信書を送達しては
ならないことになっています。

信書とは、

特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、
又は事実を通知する文書

???

これの意味を正確に把握できる人は、
東大に入れる人です。

DM(ダイレクトメール)の例で、
ご説明いたしましょう。

実はDMには、

信書にあたるDM
信書ではないDM

があります。

文書に受取人が記載されているDMは信書です。
不特定多数に配布するチラシ、パンフレットは
信書ではありません。

なんとなくわかってきましたでしょうか。

受取人がはっきり書いてある文書は、
信書と扱われる。

と、まあそういうことなんです。

お堅い世の中です。

法律は遵守しましょう。
そして柔らかく対応していきましょう(笑)