これまでご紹介した電気のいらないシリーズ、

技術の蓄積によってひらめいた電気のいらない冷蔵庫
電気のいらない自動ドア、オートドアゼロ
電気のいらないホットカーペットの優れたポジショニング
電気のいらない加湿器、行きつく先は結局タオル?

 

今回は、消火装置です。

もし災害時の消火装置が、停電で機能しないとなれば、
なんのための消火装置なのかわかりません。

 

一般的に消火設備には大規模な非常電源装置が必要です。

この世界初の電気のいらない消火装置ナイアスは、
加圧用の窒素ガスの圧力で、
緊急時にスプリンクラーに水を送ります。
したがって非常電源がなくても確実に動作します。

特別養護老人ホームなどの福祉施設、
人の集まるスーパーマーケットなどに最適です。

 

消火装置は、なんらかのセンサーで異常を検知し、
スプリンクラーを作動させます。
また、水槽内の水の量や、規定時間などによって、
送水を止める制御も必要になってきます。

私はもともと電気系エンジニアでしたので、
制御とかコントロールというと、
どうしてもマイコン制御という発想になってしまいます。
しかしマイコンやコンピューターは、
電気がなければ、なんの役にも立たないのです。
みなさんも、電池の切れたiPhoneをボーっと
眺めたことが何度かあるでしょう!

すべての制御を非電化で行うためには、様々な技術と信頼性が必要です。

このナイアスは、東京消防庁管内で使用認可取得済ですので信頼性は高いですね。

ナイアス

 

出典:ポエック株式会社 ナイアス

 

なにか起こった時に、

ああ、電源装置がやられて、緊急冷却装置が作動せず、お手上げだあ

と、どこかで聞いたような大失態にならないためにも、
このような電気のいらない緊急保護装置の開発は重要です。