健康食品は怪しい。と言われますが、
「食品」なので、怪しいもなにも、
納得の上「食べる」分には、
誰に文句を言われることもありません。
健康のためにレタスを食べる。
というのとなんら変わりはないわけです。
ただし、価格と納得の仕方を冷静に
分析しておく必要が常にあります。
有名ブランドであっても、
知らない人が勘違いするような
表現を平気で使ってきます。
そこが「怪しい」世界なのです。
コンドロイチンは膝の軟骨にある成分で、
膝が滑らかに動くために必須の成分です。
年をとるとコンドロイチンは減ってきます。
だから膝の動きが悪くなります。
このサプリには、コンドロイチンが○○mg
含まれています。
そういわれると、このサプリを飲めば、
膝にいいような気がしますが、
そんなことはどこにもはっきり書いていません。
そもそも健康食品やサプリが効能を謳っては
いけないのです。
体の中に存在する成分を、口から飲んで消化して、
患部に届くほど、人の体は単純ではありません。
コンドロイチンは、消化吸収した場合、
膝に届くことは理論的に不可能、と医学的に
判断されています。
ごまかされやすいのは、
コンドロイチン(正確にはコンドロイチン硫酸)は、
注射薬として医薬品で使われている。
という事実です。
注射薬とサプリメントをごっちゃにしてしまうと、
まんまとひっかかります。
コンドロイチン含有量が多い。
純粋で安全。
何万個もの販売実績。
そんな宣伝文句で巧みに誘ってきます。
「これは健康によさそう!」
「一粒100円、安い!」
そう思える人にはきっとレタスと同じように
効果があります。
たいていの食品は「信じれば」、
プラスの効果があるものです。
今はスマホで賛否両論どちらもすぐに
調べられます。どちらも見た上で判断して、
納得のうえ食べると、
効果も倍増するというものです。