「日エ連」とはなんだろう?

日エ連

てっきりお固い業界団体かと思ったら、

日本エレキテル連合

の略でした。

日エ連日工連にあらず。

ちなみに、日本工業連合という団体は存在せず、

日本機械工業連合会
日本衛生材料工業連合会
日本計量機器工業連合会
日本冷凍空調設備工業連合会
日本化粧品工業連合会
日本鳶工業連合会
日本ポリエチレン製品工業連合会
日本服装ベルト工業連合会
日本ハンドバッグ工業連合会

などがあり、
名称を見ているだけで楽しい。

「日本○○工業連合会」の派生としては、

日本○○工業組合連合会
全国○○工業連合会
○○県工業連合会

などがあります。

 

日本エレキテル連合は、
元は「日本パブリック連合」というコンビ名で、
大阪の松竹芸能で活動していました。
2010年に活動拠点を東京に移し、
芸能事務所タイタンに移籍。
同じタイタン所属、爆笑問題の著書から、
「エレキテル」の一節を借用して、
「日本エレキテル連合」「日エ連」となりました。

 

Googleで「エレキテル」を検索すると、
本家、平賀源内の「エレキテル」を抑え、
日本エレキテル連合のWikipediaが検索トップ。
日エ連の人気が一段落しても、
この検索順位は当分変わらないでしょう。

将来、日エ連を知らない時代の小学生が、
「エレキテル」のことを調べようとすると、
必ず日エ連にぶつかるわけです。
その度に、日エ連の動画を見て、
道草を食うことになります。

 

これからの時代「歴史に名を残す」とは、
「Googleに名を残す」ということに
なるのでしょう。