見られているという視点、VIEWED思考

では、高校野球、松井秀喜5打席連続敬遠事件
を取り上げて、
「見せる」というSHOW思考ではなく、
「見られている」VIEWED思考なら、
明徳義塾監督の敬遠指示が変わっていたかも。
というお話でした。

観客席

 

靴を買いに行ったら、、、

では、お店の信頼感によって、
買うか買わないかが決まるお話で、
直販サイトの信頼感を
VIEWED思考でチェックすることを
おすすめしました。

 

VIEWとは「眺める」ということ。
WATCHほど真剣に見つめていないのですが、
なんとなく見ている状態です。
ネットサーフィンや、ネット通販は、
そんな状況ではないでしょうか。

眺めながら、
なんとなく気になった記事や商品に
目が止まり、WATCHし始める。

 

直販サイトでは、せっかく来店していただいた
顧客に、VIEWからWATCHの段階に
進んでもらう必要があります。
その段階で必要なのは、論理ではありません。
感覚や感情です。

 

本日(10月20日)二人の女性閣僚、
小渕優子経済産業相と松島みどり法相が
相次いで辞任しました。
追い込んだ野党はさぞかし溜飲を下げて
いることでしょう。
しかし、VIEWED思考で見た時は、
どうでしょうか?

 

ルールで勝って、観客のブーイングに負けた
明徳義塾の監督みたいに
なっていないでしょうか?

聞かれたことにだけ正確に答えて、
顧客に不信感を抱かせた靴屋の店員みたいに
なっていないでしょうか?

 

一方の安部首相のコメント、

「任命責任は私。深くおわび。
政府、行政に難問山積。
政治の遅滞は許されず、
後任を急ぎ選定し、
改めて課題に取り組む」

これはVIEWD思考に則った
冷静な発言でした。

 

まあしかし、攻守が変われば、
同じ戦術を繰り返している政治家たちには、
VIEWED思考なんていつまでたっても
通用しなさそうですね。
残念です。