地方自治体の議員選挙で、

1.顔写真の口が不自然
2.選挙公報がパワポ風
3.名前フォントの縦横比が同じ

この3つだけで、どれだけ落選者を推測できるか?
東京都文京区の解析結果を用いて、お隣豊島区の選挙結果を検証しました。

参照:コレを守れば選挙に勝てる!選挙公報、選挙ポスターのマーケティング

選挙ポスターモザイク

■豊島区議会議員選挙2015年4月26日

定数:36人
立候補者数:55人
有権者数:217,370人
投票者数:91,899人
投票率:42.28%

★検証結果

1.顔写真の口が不自然

6名が該当⇒全員落選 的中率100%

2.選挙公報がパワポ風

8名が該当⇒6名が落選 的中率75%

3.名前フォントの縦横比が同じ

16名が該当⇒11名が落選 的中率68%

1.かつ3.が3名、
2.かつ3.が8名(なんと2.全員!)
全体で、19名の落選者中14人を推測することができました。
落選者の予測的中率73%。
当選者の予測的中率は、36名中31名で86%

「落選」と推測して、当選した5人のうちの1人は最下位当選者でした。

今回の豊島区区議会議員選挙は36人枠に対して55人立候補という激戦。そもそも55人もの選挙ポスター、選挙公報が並ぶと、特定の政党を支持している人以外は誰を選んでいいのか絞りきれません。
そんなときは、まずこの3つの指標を使えば、落選する人に一票を投じることが高い確率で避けられそうです。